両手を抑えられている、


棗の手が緩んだ。



とっさに封印を組んだ。


郁「結!」


結界をはった。


棗「チッ」


とっさに逃げられてしまった。



郁「くそっ!
お前、なにをする!」


棗「なにって、キs…」


郁「そんなの聞いてるんじゃない!
なんでキ、キスをしたか聞いてるんだ!」


棗「なんでって?
そんなの決まってるじゃん!
す…やっぱなんでもない!」


郁「はぁー!
なに?
回答しだいで、
すぐ封印する。」


棗「まぁ、
そのうちわかるよ!
じゃあ、また明日ね!
神果の姫様(^w<)」

そういって消えていってしまった。


あいつはなんだったんだ…

でも、不思議だ!

今まで、

妖鬼に感じていた殺気が全然なかった。


私は、

この時、色々なことがありすぎて

あいつの…棗の「また、明日」

という言葉を聞き流していた。