郁「弟に興味はない。
お前の兄!籠はどこにいる!」
棗「しらない。」
郁「そんなわけないだろう!」
棗「嘘じゃない!
俺達は兄弟と言っても、
仲良くない。」
郁「くそっ!
籠の居場所を知らないんじゃ、
興味ない!
私の前からすぐ消えろ!
二度とあらわれるな!」
棗「それで、
神果の前から
消えると思う?」
郁「消えないんだったら、
私が消すまでだ。」
私は
とっさに『封印』を組んだ。
棗「待て!
お前を襲いにきたんじゃない!
一目みにきただけだ」
郁「はぁー?
神果を一目みにきただけ
なんて言ったのは、
お前だけだ。」
そう、
私がいうと
ものすごい衝撃が体にきた。