あの後彬ちゃん達は学年主任と保険の先生と担任に連れられてしまった


あたしも行きたい気分だったけど、あたしは行っちゃだめだと思ったからいかなかった


先生の行動にもびっくりした


先生は"俺に任せろ"と言って学年主任について行った


先生に任せちゃって大丈夫なのかな


あたしの心には心配と不安でいっぱいだった


「千紗大丈夫よ、一回落ち着こう」


裕美の言葉に頷いたものの部屋のソファーのうえでキョロキョロしていた


一旦自分たちの部屋に戻って待機になった


早く、早く彬ちゃんに会いたい


話したいよ


一番最初に謝るんだ、"昨日はごめんなさい"って


ソファの上で手を合わせて祈っていたあたし


コンコンとノックがなって学年主任が顔を出した


「一度集会場所に集まって」


それだけを言うと学年主任は出て行った


あたしは何も言わずに裕美の手を引っ張った


裕美もそれについて来てくれた


集会場にいくと、2日目の今日は私服OKだからおしゃれした女の子やかっこ良く決めた男の子で賑わっていた


まだ彬ちゃんたちの姿はなかった