裕美は、たくさんの木の中に入って行った


慌てて裕美の後をおった


少し走ったところに裕美は立っていた


「あたし届かない」


こっちを向いてしたを出した


「どいて、俺木登り得意だから」


あたるちゃんが裕美の隣をすり抜けて木に足をかけた


「あたりちゃん怪我しないでね？」


心配になったあたしはあたるちゃんに話しかけながら彬ちゃんのてをにぎった


「そんな顔すんなよ」


あたるちゃんは、振り返って微笑んだ


そのあとあたるちゃんはしっかり箱をとって無事に木からおりて来た


裕美に箱を渡してから自分についた木屑をはらっていた


「当たった‼」


裕美が嬉しそうにあたしに笑みを向けた


「やったぁ！」


彬ちゃんから手を離して裕美たちに近づいた


箱の中を除くと、中には紙が6枚入っていた


紙を取り出すと、食事券が入っていた


「いっぱい種類があるよ？」


あたしたちは平等にじゃんけんして決めた