「わかった。」

「え?本当に?」


私の心配が通じたのか銀はサークルに入ることを諦めてくれた。


「うん。実は俺、突然猫の姿に戻るらしいんだ。」


……………は?

銀は困ったような顔で苦笑いしている。


「う、うそ…!?どういうこと…!?」


「猫神様に言われたんだ。もしかすると突然猫の姿に戻る可能性があるって。

でも今のところ戻ったことはないし、余裕でサークルも入れると思ってたんだけど、やっぱり危ないよな。
諦めるわ、おれ。」



「当たり前でしょ!?大学だってヤバいんじゃないの?」


「あははは〜」


もーー!銀ーー!!