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あれから、一週間がたちました

はっきり言いましょう

我慢の限界です。

理由は多々ありますが、主に3つ。
・あの毬藻くんのせいで、会長と双子(弟)が腑抜けになり全く働かなくなった。

・毬藻くんの問題行動における後始末。

・会長と双子の親衛隊による毬藻くんの制裁の激化。


……全て全て全て！あの毬藻が関わっています



あの毬藻は、一日にいくつもの問題行動を起こす

あるときは癇癪を起こして窓ガラスを割り、またあるときはチワワくんたちを殴って怪我を負わせる…その全ての後始末が生徒会に回ってくるんです


いつもの仕事でさえ、会長たちがやらない分多いのに…ほんっとふざけてますよね

圭と絢は、ちゃんと働いてくれていますよ
なので、もちろん彼らも私と同様死にそうです


絢「ユーちゃん自分の分終わった…まだ終わってないの…これ…だよね？」

「えぇ、そうです。今日締め切りのからお願いします。」

圭「ユウ終わった…予算…ヤバイ…どうする…？」

「毬藻くんが壊した物品の修理費や購入費は全て理事長に回します。別の用紙に書いといて下さい。後で理事長に持っていきますから」

圭「りょ…かい！」


軽く会話はあるものの、ほとんど生徒会室にはパソコンのキーをうつ音だけが響く


さすがに、一人で持ち運んで出来る仕事は限られてくる
生徒会室でしか出来ない仕事も多々あるわけで、
本来は六人で分担して行う仕事を三人で行わなければならないのだから、忙しくなるのは当然

問題児がおこす後始末がなければもっと楽に出来るのに