柴咲さんに鍵を借りて、学校が終わり次第直で向かう
作るものは冷蔵庫の食材を見てから決めよう
できるだけ栄養面に重点をおいて…
どんなものがいいのかと考え、周囲への注意が疎かになっていたのが悪かった
「あーーー!!!雅!!!」
最も会いたくない相手に見つかってしまった
いつもは周りに気を配り、この毬藻がいない道を通っていたので、会わずにすんでいたのだが
反射的に声のした方に顔を向ける
そこには2階の窓から大きく身を乗り出し、こちらに手を降っている毬藻の姿があった
……大丈夫だまだ間に合う逃げ切れる…
と信じた…かったです……………はぁ