あの後、早速食堂でチョコパフェと、チーズケーキとプリンを奢ってもらい、放課後早速理事長に話をつけに行った

理事長の弱点を出したら、呆気なく了承してくれた

……簡単すぎ


次の日は生徒会の仕事のため教室に行けなかった
理事長に話をつけたことを先生にはまだ言っていなかったが…

「ダーリン。こんなとこにいたのか。会いたかったぞ」

廊下を歩いていると、背後から昨日も聞いた声が聞こえてきた

ここは普通に生徒がいる廊下だというのに全くこの先生は
先生の言葉を聞いた生徒たちがざわついている

「はぁ……ハニー公衆の面前ですよ控えてください」

「まぁいいじゃねぇか。で、この間の話はどうなった?」

「はい。快く了承していただきましたよ。」

「よし、これで教師の立場を気にせず殴れるな。愛してるぜ夕雲!」

「殴る気満々ですか。程々にしといて下さいよ?…………私も愛してます」

「そこは下の名前を呼ぶところだろ」

「愛してると言ってあげたじゃないですか」

「そうだけどさぁなんか物足りないっていうか…まぁいいやサンキューな雅」

「奢りの件忘れてないでしょうね。今日の昼休みも食堂に来て下さい。いいですね?」

「……はい」