「ふーん…」
「?ユウちゃんどうしたの〜?」
「?」
「いえ、何でもありません。そろそろ毬……毬藻が来る時間ですね。私は帰ります」
「言い直すのやめたんだねユウちゃん…ってずっと気になってたんだけど、どこに行ってるのいつも」
「ユゥ…寮いな…どこ?」
「とても静かで仕事に集中できるところを見つけたんです。ですが、教えることはできません。私だけの秘密の場所ですので」
教える気はさらさらない
口元に右手の人差し指をあて、片目をウインクする
「っ///わ、分かった」
「///」
二人して顔を真っ赤にして俯かないでください
冗談でやったのに、ここまで効果があるとは思いませんでしたよ