おぉ…
「…広いですねぇ」


これは想像以上です
よくこんな広い部屋を作れましたね


もう尊敬にあたります


「ん?」

隣にも部屋が…

行ってみるとそこにはキングベッドと棚があった


すごいですね
こんなものまであるとは…


「夕雲さん夕雲さん!こっち来てください」


思わず、テンションが上がってしまった私は夕雲さんを呼んだ。

夕雲さんは軽く驚いた顔をしながらも、こちらへときて、ベッドと棚に目を向ける


「ここは…寝室?ですか?」

「そのようです」


彼はここで、休憩という名のサボりをしていたのでしょうか…
結構な頻度でいなくなってましたし…

まぁ今となってはどうでもいいことですね


足りないものを補ったりして、ここを私と夕雲さんの秘密部屋にしましょう

そうすれば、夕雲さんも静かに仕事ができますし、私のいい休憩室にもなります


まさに、一石二鳥です