今日もいつも通り、一番に生徒会室に着く

まぁいろいろやることありますしね
おもに情報収集とか…ですけど


…おや?もう8時23分ですか
そろそろ圭が来る時間ですね


 ガチャ

「ユウおは…よ」

「おはようございます。圭はいつもぴったり5分前に来ますよね」

「ユウ…はいつも一番……」

「15分前に来てるので、特別早いというわけではないですよ。」


…嘘ですけどね
本当は1時間前に来てますけどね


「みんな~おはよ~~」

そして彼、会計の園崎 絢は決まって5分、遅れてやってきます


「わぁ~今日もユーちゃんかわいいねぇ~」

彼はすごくチャラい。
そして、下半身馬鹿…と言われています
真偽のほどは分かりませんが


「…重いです。乗らないでください」

「えぇ~だってユーちゃんすっごく抱き心地いいんだもん」

「ユウ…から、離れ…ろ!」
 

パソコンに向かいあって座っている私を背後から抱き締めている絢と、それを必死に引き剥がそうとしている圭


痛い…というか苦しい
首が絞まってる

圭無理に絢の腕を引っ張らないでください
絢はすぐ腕を離してください!


「っ!!!」


ちょっ、なんでさらに腕に力入れるんですか!

踏ん張らないで下さいよ! 絢!



「あ…や、首…絞まって…ます」


え…ちょっとこれマジでやばい

意識が…