もう、拒否するのは諦めた
どっちみち行かないといけなくなるのだから、無駄な気力は使いたくない


「やった!!約束だぞ!!!雅!!!」

「…はいはい」
 
「ごちそうさまでした」


しっかりと手を合わせて言うなんて、お金持ちにしては珍しく礼儀正しい……ではなくて、圭、空気よんでください

 
「…ヒー君あっちのソファー座ろうよ!!!」
「僕ヒ―君の隣に座る―ー!!!」
「光は俺様の隣だって決まってんだよ」


上から、書記の双子兄婁架、双子弟摩架、会長の彪流
 

は?なんだこれ

もしかして会長ともどもみんなあの毬藻に落ちた…とか?

婁「ちょっと~会長何勝手なことしてんの~!!」
摩「ヒ―君膝に乗せるとかずるい~」
彪「うっせぇ。光は俺様のなんだよ」
光「ちょ!!みんな俺のことで争うなよ!!」
婁「ヒ―君は僕のだよ!!そうだよねぇ~?」
摩「違うよ!!ヒ―君は僕の!!!」
光「お前ら落ちつけよ!!!」


 やばい鳥肌半端ない