「悠馬?」


「おう☆」


あたしが悠馬って呼んでいい立場なんだろうか・・・・。


まあ、大石・・じゃなくて悠馬がいいって言ってるならいっか。


「んじゃ悠馬・・?って呼ぶね」


「サンキュ!んじゃ俺は柚羽って呼ぶ☆」


柚羽!?


「・・・・」


あたしは目を見開き悠馬を見た。


「どーかしたか?」


「あ、いや・・その・・w」


びっくりした・・・・。


あたし、生まれて初めて男子に名前で呼ばれた・・。


「ん?」


「なっなんでもないwwんじゃそう呼んでくださいww」


「おうww」


・・・・・・・・・・・・・


本当にびっくり。


2日間だけでこんな男子と仲良くなるなんて。


しかも名前で呼ばれるなんて。


嬉しいというか恥ずかしいというか・・・・。


なんとも言えないなあ。


「ん?てかあたしいつの間に部屋のベッドで寝てたの!?」


記憶がない・・・。


「・・・・・・」


悠馬といると、初めてのこと多い・・。


悠馬ってなんかわかんないけど凄い。


「あ、感心してる場合じゃなかったっ」


明日早いんだ。


早く寝なきゃ!


「おやすみ~」


その日、あたしは悠馬と言う人をすごいなと感心しながら寝たのであった。