「じゃあ今日はそろそろお開きにしよっか?」

「はーい」


緩奈ちゃんが言うとみんな荷物を持って部屋を出た。


「はるちん行こぉ」

「うん、いこっ」


あたしたちも部屋を出ようとした。





「は、はるちゃん」

でも後ろから呼びとめられてあたしは振り返った。

「あの、行きたいとことか、ある?」

そこには肘村君が居て、

「はるちん、行っといで」

「う、うん・・・」

緩奈ちゃんに背中を押された。