「藤村君高校入ってから1人くらいしか彼女出来てないよ?」

え・・・意外。

「でも女の子のアドレスどうせたくさん知ってるんでしょ?」

「それはよく分かんないけど・・・あんまり教えないらしいよ、アド」

じゃあなんであたしにメールを?

「現にあたしにメール来てるじゃない」

「それは・・・好きなんじゃない?春ちんの事」



・・・好き?

あたしを?

・・・それはありえない・・・

「ないない。ないから。あたしモテた事無いし」

「えー、嘘お」



緩奈ちゃんと話してるとまたあたしのケータイが鳴った。



 18:36
 ───────────────────────

 そうなんだ・・・

 ごめんね!!


 じゃあ、これ終わったら
 2人で遊ばない?

 嫌だったら全然いいんだけどな!!

 ──────────END──────────




「おっと~?はるちん、考え直すチャンスだよ?」

「うん・・・」