「わりぃわりぃ!」

晴希の笑い方、好き。
爽やかっていうかなんていうか―――
太陽みたいな!

「じゃあ、また放課後な!」

手を降る晴希に私も手を降る。

「うん、ばいばーい!」

ちょうどチャイムが鳴って先生が入ってきた。

私はルンルン気分で授業の用意を始めた。