「ゆ~や!?
1人で入ったら危ないよ!!」

次の瞬間、
雄哉のつけていた
浮き輪の空気が抜けてしまった。


「お…ねぇ…ちゃ…、
助…て!」


そう言いながら、
雄哉は海へ沈んでしまった。


「ゆ~や!待ってて!
おねぇちゃんが
助けに行くからね!」


そう叫んで海へ入り、
夢中で雄哉の所へ
泳いで行った。