「っしゃ〜、部活休み、最高!」


「じゃあ、また明日な蒼空」


「おー、じゃあな光輝」


そんな蒼空のやり取りを眺める。

チラッと見えた蒼空の友達。



「「…………」」


私と麗奈ちゃんは目を合わせてからまた蒼空を見る。



そんな私たちに視線を向けた蒼空は一瞬顔が引きつった。



「……な、なんだよ」


そう言って私の隣に座る。


「今のって蒼空の友達?」

「え?あー、そうだけど?」


私と麗奈ちゃんはもう一度目を合わせる。



「あんたって……友達いたの?」


「いるわ!!」