リビングに行くとすでに朝飯が用意されてあった。
俺はそれをテレビを見ながらのんびり食べていた。
すると…



「修也?アンタ遅刻したいわけ?」と夕菜が
俺に向かって言ってくる。



俺はその言葉を素直にうけとりすばやく
朝食をすませる。


そして自分の部屋に向かった。



部屋に入ると同時にスウェットをベットの
上に脱ぎ捨て制服に着替えた。
俺の行く高校の制服はなかなかのもんだ。
あ。高校の名前は青陵高校(せいりょうこうこう)だ。


制服を着ているとき携帯が鳴った。



メールではなく電話だった。



俺はすばやく携帯をとり
「おう。勇樹か?あと10分ぐらいで行くから
いつものとこで待ってて。」


今の電話の相手は中学時代の
親友の斉藤 勇樹(さいとう ゆうき)だ。



俺は急いで洗面所に向かいワックスをたっぷり
手のひらでのばして髪につけて
セットする。


そして勇樹の待っているいつものとこに
向かった。