あたしはその後すぐに駅を出て 待ち合わせの時間まで外で友達を待った。 花火大会は雨で悲惨な結果になってしまい とてもガッカリしたが 何故か、駅で喋りかけてきた高校生の 一瞬だけ見えたかわいい笑顔が 頭から離れてくれなかった…。 ここから、あたしたちの運命が始まったんだ。