[あー・・・
醜いやつらの話をしていたら
いらいらしてきた。]

私には,
あるクセがある・・・。

[今日は入学式だけで終わり。
もうこの教室にいるのも私だけ・・・]

あるクセとは・・・
”自傷行為”だ。

コレを聞くとひくものもいるだろう。

『ふぅ・・・』

私は傷だらけのヒダリテクビを隠している。

ープツリー



私は人が嫌い。
大嫌いだ。

でも,
それと同じくらい自分が大嫌いだ。

だから,
自分を傷つけることなんか
へでもない。

ータラリー

まぁ・・・
誰もいないこんな教室で
こんなことするなんて頭がいかれてる。

自分でも理解している。

家はある。

でも,
そこに本当の家族がいるかといわれれば
即答できる

”いない”とね・・・。


母親も父親も好き勝手している。

まぁ・・・
感謝するといえば・・・
生活費をくれることだろう。


母親も父親も愛人がいる。


あの人たちに
私なんてもう関係ないのだ。


ただ・・・邪魔なだけ。


そのせいで
中学ではよく虐められた。


そんな生活から
抜け出したくて・・・
私は知らない土地にきた。

親にそのこといえば

「すきにしろ」
「お金ならいつでも出すから」

いわれたのは,
これだけだ。