家に戻ってこのことを話すとみんな喜んでくれた。


離れるのは寂しいけど、頑張ってね!と言われた。


あと寿司が余ったら頂戴とも・・・。


ネイトもあたしがニュージーに残りたいと話すと、ホッとしているようだった。


それを見てあたしも何故か嬉しさを感じていた。


確かにこの家からは離れてしまうけど、2時間半かけて会いに来ることは出来る。


すごく遠いわけじゃない。


エージェントの田村さんに言ったら、やはり呆れられてしまった。


入学時期をずらしてもらっただけでもありがたかったのに、もう学校に通わないなんて。


3ヶ月分の授業料とホームステイ代は既に支払ってあるので、約40万が水の泡になってしまった・・・。


こんなあたしなのにそれでも、「何か困ったことがあったら言って下さい」と言ってくれる田村さんがありがたかった。


しかし、母に言うのは躊躇われた。


学校に行かないわけだから早く言わなきゃいけないのは分かってるんだけど・・・。