そしてフマラとナオカと交代すると、彼女達は器用にトランポリンの上で一回転しだした。


こうして見ると髪も短いので本当にお猿さんみたいだ。


それにネイトが加わる。


彼もくるくるっと身軽に一回転していた。


「メイも!」


と言うのであたしも加わる。


危ないので双子達は降りて、あたしとネイトだけになった。


あたしもみんなのように一回転しようとしたけど、回りきれなくてでんぐり返しになってしまった。


「ダメだ~~~」


笑ってトランポリンの上に座ると、ネイトが至近距離にいた。


ニコッと微笑むその笑顔がなんともいえず素敵で、あたしは少し戸惑ってしまう。


あたしは慌ててネイトから目を逸らした。