「香耶ちゃんも取れたから大丈夫やとは思うけど・・・」
そう言って大井さんが振り返ると、香耶さんはニコッと笑った。
「ところで芽衣ちゃん、ワークビザに切り替える前に一回日本に帰ったらどうや?」
「えっ!?どうしてですか?」
「まだ夏前やからうちもそんなに忙しくないし、ワークビザに切り替えたら週に40時間働かなあかんからそんなに休めないと思うねん。
今のうちに帰っといた方がええと思うで」
「そうですか・・・。分かりました」
確かに一回日本に帰った方がいいかもしれない。
あたしはワークビザを取ることをまだ親にも周吾にも言っていない。
いつかは言わなければならないと思いつつ、ずるずるここまで来てしまった。
でもこうなった以上、もう黙っているわけにはいかない。
電話でもなくスカイプでもなく、ちゃんと会って自分の口から話さないと。
とうとうその時が来てしまった。
そう言って大井さんが振り返ると、香耶さんはニコッと笑った。
「ところで芽衣ちゃん、ワークビザに切り替える前に一回日本に帰ったらどうや?」
「えっ!?どうしてですか?」
「まだ夏前やからうちもそんなに忙しくないし、ワークビザに切り替えたら週に40時間働かなあかんからそんなに休めないと思うねん。
今のうちに帰っといた方がええと思うで」
「そうですか・・・。分かりました」
確かに一回日本に帰った方がいいかもしれない。
あたしはワークビザを取ることをまだ親にも周吾にも言っていない。
いつかは言わなければならないと思いつつ、ずるずるここまで来てしまった。
でもこうなった以上、もう黙っているわけにはいかない。
電話でもなくスカイプでもなく、ちゃんと会って自分の口から話さないと。
とうとうその時が来てしまった。