「あり過ぎ・・・」


思いもよらない返事に少しびっくりした。


「どうしたの?」


翔太は少し間をおいて言った。


「美春・・・誕生日おめでとう」


瞬間、私の目から涙が溢れた。

でもそれは嬉し涙じゃない。