「太陽、未来、希美、一緒に来て!」


私は観覧席に行って叫んだ。

もちろん3人はびっくりしている。


「ほら、あんた達が借りられたのよ、行きなさい」


お母さんの言葉で3人は動いた。

私は希美をおんぶし、未来の手を繋いでいる太陽の手を繋いでいるゴールに向かった。