川上広夢


広夢は社交的で明るくて
周りを優しい雰囲気にできる奴だった


あたしは、冷めた性格だったから広夢が羨ましかったし、憧れだった


たまたま席替えで広夢の隣になった


『よろしくっ!』


にかっ て笑った顔は
今でも覚えてる


広夢...。


「結菜っ!!遅刻するわよっ」


母さんの声で我に返る



失恋て..こんなきっついんだ