『俺、他に好きな奴できた』


突然告げられた別れ


あたし振られたんだ


『そ、そっかあ!でも..仕方ないんだよね..頑張ってね』


彼に向けた最後の言葉
ただの強がりだったかも


『あぁ..。今までありがとな』

――――プツッ ツーツー


虚しい機械音が耳元で
鳴り響いている


あたしは今日、
大事な恋を"失った"