それがお世辞としても、
私は
金子社長の言葉がとても
嬉しかった。







でも、金子社長に
あんな酷い事をされるとは
思ってもみなかった。




社長室から
出た山川社長と私は
山川社長の車で
〇〇〇店へ向かった。




「杏子さん、ちょっとお願いがあるんだけど。」
「なんですか?」





「杏子さんには私の秘書をしてほしいんだ。」
「秘書ですか。それはデザインの仕事はできるんですか?」




「普通の子よりは少ないかもしれない。」