沙菜SIDE

「はぁはぁはぁ‥」


何か熱っぽい‥


時刻は7時過ぎ


私はグループ長に電話をかけた


風邪で休むと


「最近休みすぎだなぁ」


はぁ‥


多分雨の中帰ったのも悪い


休み明けに風邪って一番やっちゃいけないことだよね‥


私は冷えピタを貼ってベッドに潜りこんだ


もっかい寝よう


そう思った時、インターホンが鳴った


「う‥嫌がらせ?」


私はノソノソとベッドから出て玄関に向かった


ドアを何と開ける


「おいっ」


グラッとして倒れそうになった


でも琉生が支えてくれた


「琉生‥治った?」


「あぁ‥」


「よかった」


それから私は意識を飛ばした