中に入るとベッドの上で項垂れてる琉生を見つけた


「琉生!?」


私は琉生の体制を整え布団をかけた


「ごめんね。遅くなって」


私は琉生のおでこを触った


すごく熱い


私は取り敢えず琉生の体を拭いて服を着替えさせた


おでこには冷えピタを貼って


「待ってて、お粥作るから」


私はキッチンに走った


お粥を作りながら部屋を見渡す


黒と白で統一された部屋は高級感にあふれてる


「すご‥」


さすが社長だね


お粥と薬と水をトレイに入れて部屋に戻った


「琉生、起きれる?」


琉生は顔をしかめながら起きた


「食べて」


私はスプーンでお粥をすくって琉生の口に運んだ


琉生は素直に食べた


食べ終えた後薬を飲ませ眠らせた


布団をかけ、加湿器を琉生の方に向けた


はぁ‥


いつから体調崩してたんだろ


もしかして連絡取れなかったのってこれ?


だとしたら‥


私は琉生の顔を見てため息をついた