俺は大きくため息をついた


「かんぱーいっ」


結衣は俺がもつウーロン茶にお酒をぶつけた


そして勢いよく飲む結衣


「おい」


「あぁ~おいしいっ」


結衣はお菓子の袋を破って俺の口元にお菓子をもってくる


「あーん」


「…」


「これ食べたら帰るからっ」


「…」


俺は仕方なく食べた


一刻も早く帰らないと


沙菜が心配してる


「おいしいーっ」


「結衣、もう酔ったのか?」


正直結衣が酔うと面倒くさいことになる


でもこんなに弱かったか?


「ねぇ琉生私にもあーんして」


「結衣」


「いいから~」


そう言って口をつき出す


俺は渋々お菓子を結衣の口に入れた


「さ、帰るぞ」


「え~もっとぉ」


「結衣・・っ」