自分の車を見ると警官が2人


切符を切っていた


「あっ!」


「どの車で送ってくれるって?」


クスッと笑う琉生がムカつく


私は慌てて自分の車に向かった


「ちょっ!「ここは路駐禁止です」


「あぁ~もうっ」


最悪


「はい、これちゃんと払ってね」


そう言って支払用紙を渡してくる警官


私は受け取り大きなため息をついた


振り返ると琉生はもういなかった


悔しすぎる







家に帰り鞄をソファに叩きつけた


「最悪っ」


私はソファに座り頭を抱えた


「でも私どうして会いに行ったんだろ」


もうわけわかんない


なんとなく視界に入った時計


「っ!!!遅刻っ!!」


私は慌てて立ち上がった