「悪い、俺仕事だから」


「ねぇ!」


歩き出そうとした俺の手を引く結衣


はぁ‥面倒くせぇ


俺は結衣を見て言った


「俺はもうすぐ結婚する、だからだ」


「えっ‥」


「わかったら離せ」


「私と結婚してくれるの!?」


何でそうなるんだよ


「お前じゃない、俺には「琉生、照れないで。朝からプロポーズなんて!」


顔を赤くしてるが、お前間違ってるから


「じゃあ私引越しの準備してくるね!」


「おい!」


結衣は嬉しそうに走って行った


俺は頭を抱えた


「マジなんなんだよ」


俺は携帯を取り出し電話をかけた


「はい」


「悟、結衣をどうにかしろ」


「無理」


「はぁ?」