「何か‥謎だね、琉生って」
「うん」
愛理に1票
静かに飲むのが好きなくせに合コン来るし
ムカつくって言っておきながら付き合おうって言うし
本当謎だわ
聞きたいことが多すぎ
私たちは後味が悪いまま事務所に戻った
その日の夜
私は携帯とにらめっこ
まだかかってこない
こっちからかけてもいいんだけど、まだ仕事中だといけないし
「はぁ‥お風呂入りたいな‥」
防水だから持って入ってもいいんだけど‥
なんか壊れそうで持ってけない自分
私は何度も携帯をチラ見しながらお風呂場へ向かった
脱衣所に携帯を置き、服を脱ぐ
「さむっ」
私は慌ててお風呂に入った
浴槽に入るとホッとする
「あぁ~あったかぁい」
私は肩までつかり目を閉じた
ヤバい‥眠くなってきた
ダメダメ、ここで寝たら風邪ひく
私はイヤイヤお風呂からでて体を洗った
お風呂から出て髪のケアをする
そして歯磨きをする
そして化粧水、乳液、クリームを塗る
「あぁさっぱり」
私は携帯をなんとなく見た
「あっ!!」
忘れてた‥
琉生からの着信2件
ははっは‥
私は慌ててかけ直す
TRRRRR TRRRRR
「はい」
「琉生、ごめんお風呂入ってた」
「別にいいよ」
淡々と喋る琉生に言葉を失った
何話そう
いざってときには何も思い浮かばない
聞きたいことあったのに
何だっけ‥
「あのさ」
「っ‥んん??」
琉生から切り出したのにはびっくり
「今好きな奴いんの?」
「‥‥はい?」
何聞いてるんだ琉生さん
「だから、好きな奴いんのかって」
「いないよ。てか順番逆じゃない??」
「ふ~ん」
いや、ふ~んじゃなくて‥
告る前に聞くでしょ‥
え、琉生っておバカちゃん??
「ならいい」
「‥え??何が??」
どういう意味のもういい??
「じゃ、明日早いから、おやすみ」
「…お、おやすみ‥?」
私は耳から携帯を離し、見つめた
…
言葉にならないこの感情
どうしろと‥?
「あ!そうだよ、仕事何してるのか聞こうと思ってたんだった‥」
切った後に思い出してもなぁ‥
「うん」
愛理に1票
静かに飲むのが好きなくせに合コン来るし
ムカつくって言っておきながら付き合おうって言うし
本当謎だわ
聞きたいことが多すぎ
私たちは後味が悪いまま事務所に戻った
その日の夜
私は携帯とにらめっこ
まだかかってこない
こっちからかけてもいいんだけど、まだ仕事中だといけないし
「はぁ‥お風呂入りたいな‥」
防水だから持って入ってもいいんだけど‥
なんか壊れそうで持ってけない自分
私は何度も携帯をチラ見しながらお風呂場へ向かった
脱衣所に携帯を置き、服を脱ぐ
「さむっ」
私は慌ててお風呂に入った
浴槽に入るとホッとする
「あぁ~あったかぁい」
私は肩までつかり目を閉じた
ヤバい‥眠くなってきた
ダメダメ、ここで寝たら風邪ひく
私はイヤイヤお風呂からでて体を洗った
お風呂から出て髪のケアをする
そして歯磨きをする
そして化粧水、乳液、クリームを塗る
「あぁさっぱり」
私は携帯をなんとなく見た
「あっ!!」
忘れてた‥
琉生からの着信2件
ははっは‥
私は慌ててかけ直す
TRRRRR TRRRRR
「はい」
「琉生、ごめんお風呂入ってた」
「別にいいよ」
淡々と喋る琉生に言葉を失った
何話そう
いざってときには何も思い浮かばない
聞きたいことあったのに
何だっけ‥
「あのさ」
「っ‥んん??」
琉生から切り出したのにはびっくり
「今好きな奴いんの?」
「‥‥はい?」
何聞いてるんだ琉生さん
「だから、好きな奴いんのかって」
「いないよ。てか順番逆じゃない??」
「ふ~ん」
いや、ふ~んじゃなくて‥
告る前に聞くでしょ‥
え、琉生っておバカちゃん??
「ならいい」
「‥え??何が??」
どういう意味のもういい??
「じゃ、明日早いから、おやすみ」
「…お、おやすみ‥?」
私は耳から携帯を離し、見つめた
…
言葉にならないこの感情
どうしろと‥?
「あ!そうだよ、仕事何してるのか聞こうと思ってたんだった‥」
切った後に思い出してもなぁ‥