あたしは、心の中で苦笑しながらも、机の住人さんのポエムを読み返した。

次が楽しみで仕方がない。

彼のポエムを指先でなぞった。
顔が赤くなる。

あぁ。
あたし、何してんだか…。

机相手に
顔が赤くなるなんてっ…。

「はぁ…」

あたしは、机をなぞっていた手を額にあて、
赤くなる顔を隠した。



―…机の住人さん。

あたし、
貴方に逢いたい―。