半年   梨呼side

幸と別れてから半年が過ぎた。幸の学校行ったら、幸は退学届を出していた。
 陸や龍也に聞いても、知らないみたい。だから、私は幸への気持ちは私の中にしまっていた。
 でも、私の中には、赤ちゃんがで来た。幸と私の子。だから、私は大学をやめた。親に言ったときは、怒られた。でも、大切な人とできた子なら産みなさい。って言われた。

 クリスマスの日。恵利、龍也、修、亜美が私の家に来てくれた。恵利と龍也にも、新しい命ができた。女の子。モウすぐで生まれるみたい。自分の用でうれしい。お酒とつまみを買いに、龍也だけ残して、買いに行った。
 『なぁ、梨呼?』
 『なぁに?』
 『幸な、モウすぐ死ぬかも知れないんだ。』
 『もうーやめてよ。』
 『冗談じゃない。本当なんだ。梨呼と別れたのも梨呼につらい思いをさせたくないだけだったんだ。本当はまだ梨呼のことをおもってる。』
 『どこの病院?』
 『OOOO病院!』
 『龍也!乗せてって?』
 『おう。』

 私は、急いで病院に行った。