しばらくして、ゆうと佐野先生が迎えに来てくれた


「…お前なんか顔色悪くない?

大丈夫か?」


「気のせいだよ!大丈夫、大丈夫」



「辛くなったら必ず言うんだよ。

僕はあやちゃんのファンであり、主治医なんだから」

「わかってます!」




するとお母さんがやってきた

「あや、忘れ物はない?

なにかあってからでは…」

「わかってるって!じゃあ行ってきまーす」



「あとで、応援に行くからね!それから…」

「はいはい。じゃあね」



お母さんの話を遮るようにして家を出た