吸入してしばらくたつと


だんだん落ち着いてきた





「大丈夫か?」


答える気力がなくて首を縦に振った




「良かったー、もうどれだけ心配したと思ってるんだよ」

ちょっと怒ったような口調で、ゆうが言った



「ごめんなさい…」


蚊の泣くような小さい声でわたしは答えた