それから10分くらいして、
荒い息づかいをしながら、ゆうが戻ってきた



リンクまで吸入器を取りに行ってくれたみたい



「ゆケホッケホッ…うケホッケホッゼーケホッ」


「しゃべらなくていいから!
口開けられる?」



わたしはできる限り口を開いた