一通りの処置を終えて、俺は処置室からでた


そこには目を真っ赤にした有太朗がいた

「あや!あや!」


「まだ予断を許さない状況だ

しばらくICUで様子を見よう」


俺はあやちゃんをICUに運んだ





「あや…グスンッ」


ICUからは有太朗が声を殺して泣いている姿が見えた