「キレイ…」

観覧車から見える景色はすごくキレイだった



「あや、守るって言っておきながら、オレ全然あやのこと守れてないよな…」


「守られてるよ」

「えっ?」



「すっごく守られてる

学校で発作が起きたときも大会のときも…

ゆうがわたしを守ってくれた」



一回深呼吸をした