「うわっ、キモ!可愛くねぇし!!」



俺は引きながら、灯貴の頭を思いっきり叩く。


つーか、さっきの発言なんだょ!!


おもっくそ、ドS発言ぢゃねぇか!!


しかも疾太は、少し羨ましそうに灯貴を見つめていた。


そんで、こっちはドMか?!

まぢやってらんねぇ!


どーなってんだ俺のダチ!


俺は心の中で葛藤を繰り返しながら頭を抱えた。