その日の内に、学校での彼女の友達に会った。最初は知らないの一点張りだったけれど、何度も問い詰めている内に、幾つかのことを話してくれた。
一ヶ月ほど前、彼女に男ができた。そいつがドラッグを喰ってたらしくて、彼女も勧められて断れずに何度かやってしまったらしい。だけどその何回かが命取りだった。最初は葉っぱ程度だったのに今では覚醒剤にまで手を出してしまっていて、学校でも時々イッちゃってることがあるらしい。
「今日はラリってないね」
「なによ、説教でもしにきたの?」
姿を見せたあたしを、彼女は鬱陶しそうに睨みつけている。
事情を知ってから、あたしは何日か考えた。あたしがウリを止めた時にあたしを殴り蹴ったあいつらならば、性病を感染されようが非合法薬物喰らって死のうが勝手にすればいいと思った。
だけど、この子はあたしにずっとウリを止めるように言ってくれていた子だ。
あたしはあいつに出逢って、今はオリジナルを求めて毎日を過ごしている。ウリも止めたしリストカットもしていない。
彼女は今、どう考えても壊れかけている。きっと彼女の為を思ってどんな行動をしても、彼女はあたしを憎むだろう。同情されるなんて真っ平ごめんだと思うはずだ。だけど放っておくなんて絶対にできない。
一ヶ月ほど前、彼女に男ができた。そいつがドラッグを喰ってたらしくて、彼女も勧められて断れずに何度かやってしまったらしい。だけどその何回かが命取りだった。最初は葉っぱ程度だったのに今では覚醒剤にまで手を出してしまっていて、学校でも時々イッちゃってることがあるらしい。
「今日はラリってないね」
「なによ、説教でもしにきたの?」
姿を見せたあたしを、彼女は鬱陶しそうに睨みつけている。
事情を知ってから、あたしは何日か考えた。あたしがウリを止めた時にあたしを殴り蹴ったあいつらならば、性病を感染されようが非合法薬物喰らって死のうが勝手にすればいいと思った。
だけど、この子はあたしにずっとウリを止めるように言ってくれていた子だ。
あたしはあいつに出逢って、今はオリジナルを求めて毎日を過ごしている。ウリも止めたしリストカットもしていない。
彼女は今、どう考えても壊れかけている。きっと彼女の為を思ってどんな行動をしても、彼女はあたしを憎むだろう。同情されるなんて真っ平ごめんだと思うはずだ。だけど放っておくなんて絶対にできない。