〖ガラスの想い〗
「倖ー、帰るわよぉー」
幼稚園に迎えに来た私は、
倖を呼ぶ。
「ママぁー!!」
倖を抱き上げ先生に
「さようなら、」
「ありがとうございました」
と言って幼稚園を出て行こうとした。
その時、
「あ、あの・・・!」
後ろから聞こえた声に振り向く。
そこには今朝の人、御神さんが居た。
「・・・は、はい・・・」
「今朝は本当にスミマセンでした!」
そう言って思いっ切り頭を下げる。
「や、やめて下さい!?」
「謝るほどのことじゃないんで
大丈夫ですよ・・・!」
慌てて御神さんの肩を持つ。
「そうですか・・・」
「それじゃ、俺はこれで」
変な人だなぁー・・・。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
「倖~、」
「今日は倖の大好きなハンバーグよぉ~」
「やったぁーっ♥」
倖は大喜びで飛びついて来る。
「じゃぁー手洗ってきて」
「はぁーいっ!」
上機嫌な倖を見ると
私まで嬉しくなった。
そして、ふと御神さんの事を思い出す。
ちょっとぶつかっただけなのに・・・
「ねぇ~・・・」
と言って私は倖の頭を
くしゃくしゃっと撫でた。
「倖ー、帰るわよぉー」
幼稚園に迎えに来た私は、
倖を呼ぶ。
「ママぁー!!」
倖を抱き上げ先生に
「さようなら、」
「ありがとうございました」
と言って幼稚園を出て行こうとした。
その時、
「あ、あの・・・!」
後ろから聞こえた声に振り向く。
そこには今朝の人、御神さんが居た。
「・・・は、はい・・・」
「今朝は本当にスミマセンでした!」
そう言って思いっ切り頭を下げる。
「や、やめて下さい!?」
「謝るほどのことじゃないんで
大丈夫ですよ・・・!」
慌てて御神さんの肩を持つ。
「そうですか・・・」
「それじゃ、俺はこれで」
変な人だなぁー・・・。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
「倖~、」
「今日は倖の大好きなハンバーグよぉ~」
「やったぁーっ♥」
倖は大喜びで飛びついて来る。
「じゃぁー手洗ってきて」
「はぁーいっ!」
上機嫌な倖を見ると
私まで嬉しくなった。
そして、ふと御神さんの事を思い出す。
ちょっとぶつかっただけなのに・・・
「ねぇ~・・・」
と言って私は倖の頭を
くしゃくしゃっと撫でた。