〖ガラスの愛〗
「三咲、ちょっといいか?」
峰原さんが私の顔を
覗き込みそう言った。
「え、あっはい」
私は慌てて返事をした。
「じゃあ御神さんちょっと
倖の面倒見てて下さい」
「おっけーですっ!」
そのお言葉に甘えて
私は峰原さんと席を外した。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
「何でしょうか・・・?」
病院の中庭に私達は移動し、
木陰のベンチに腰掛けていた。
「いや、あの・・・」
「・・・・?」
峰原さんが言葉を濁らせる。
「僕とお付き合いして頂けませんかっ!」
「・・・・・」
私の頭は又もや真っ白に。
「え・・・?」
「僕と真剣にお付き合い
願いたいのですっ」
真剣な眼差しに私は
吸い込まれそうな気分。
「え、あの・・・何て・・・言うか・・・」
私は俯いて黙り込む。
峰原さんは頼りになる。
相談だって峰原さんに
いつも乗ってもらっていた。
だけど・・・
異性としては見ていなかった・・・。
私、如何したらいいの・・・?
「返事はまだいいから」
「また今度、聞かせて」
そう言って峰原さんは去って行った。
私はその後姿を呆然と見つめていた。
「三咲、ちょっといいか?」
峰原さんが私の顔を
覗き込みそう言った。
「え、あっはい」
私は慌てて返事をした。
「じゃあ御神さんちょっと
倖の面倒見てて下さい」
「おっけーですっ!」
そのお言葉に甘えて
私は峰原さんと席を外した。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
「何でしょうか・・・?」
病院の中庭に私達は移動し、
木陰のベンチに腰掛けていた。
「いや、あの・・・」
「・・・・?」
峰原さんが言葉を濁らせる。
「僕とお付き合いして頂けませんかっ!」
「・・・・・」
私の頭は又もや真っ白に。
「え・・・?」
「僕と真剣にお付き合い
願いたいのですっ」
真剣な眼差しに私は
吸い込まれそうな気分。
「え、あの・・・何て・・・言うか・・・」
私は俯いて黙り込む。
峰原さんは頼りになる。
相談だって峰原さんに
いつも乗ってもらっていた。
だけど・・・
異性としては見ていなかった・・・。
私、如何したらいいの・・・?
「返事はまだいいから」
「また今度、聞かせて」
そう言って峰原さんは去って行った。
私はその後姿を呆然と見つめていた。