意を決して教室に入ろうとした
が、そこには女の子が5人立っていて入れなかった
5人が全員私を見る
怖くなり、一歩下がるとその子達も一歩前に進む
だから、一歩下がる
すると、一歩前に進む
気づけば、また廊下に逆戻り
背中に壁
周りは女の子達に囲まれる
すごく…怖い…
「…あの…」
勇気を振り絞って口を開くが言葉が続かない
そんな私を見て、女の子達が笑い始めた
「あんたさ…勘違いしてんじゃない?」
「羽白くんがちょっと優しくしてくれたからって…調子に乗りすぎ」
勘違い?
調子に乗りすぎ?
意味がわからない…