「頑張ってね、ピヨちゃん!」

「うん」


手に持った小さな紙袋を握りしめて純ちゃんに笑顔で答えた


が、現実はそんなに甘くなかった



翔くん見つからず断念

昼休み
図書室にいく前に翔くんのクラスに行ったが、女の子に囲まれる翔くんを見て断念

放課後…
昼休みのリベンジ
向かうは翔くんのクラス

そーっとクラス内を覗く
やっぱり、翔くんは女の子達に囲まれていた

とりあえず、一回廊下に逃げる


「やっぱり凄い人気だ…」


廊下で1人で深呼吸

よし、行こう