あれから一週間

今日も図書室に響くのは、私の頑張る声


「よっいっしょ!ふぅー…」

「ふぅー…じゃない!!」

「あ、羽白くん」


私が頑張って仕事をしていると、現れたのは本を返却に来たらしい羽白くんだった


「何してんの!?」

「本を片付けてるの」


見れば分かるじゃない


「本を片付けるのに、本棚の上に登る馬鹿はいない!危ないから降りろ!」

「なんでよ。下から届かないなら、上からならって逆転の発想だよ!」


私ってば頭良い!
思いついた自分を褒め称えたくらいだよ