なんか、微妙な空気に

なってしまったと思っていたら

他の人も店に来たので

その話はあっさり終わった。



それから、浩さんを

直視できなくなった。



あんなに楽しみだった

昼休憩も浩さんと

かぶらないように

遅くしたり早くしたりして

できるだけ関わらないようにしていた。



なんで、自分がこんなことを

しているかなんて分かっていた。




気づいてしまった。

自分の気持ちに…。



菜緒の言った通りだったんだ。




私は…







私は、浩さんが好きだってことを…。